CloudReadyでデスクトップWindows7機とWindows10ノートパソコンをChromeBook化?したら快適そのものw
CloudReadyデスクトップ

最近古くなったパソコンに新にОSをインストールして、快適に使うってのが流行ってる?らしいけど

家のWindows7機とWindowsノートもそんな感じでやってみました。

Windows7機はもう10年選手・・・デスクトップのスペックとしてはまだまだ現役でぜんぜんいけるんだけどWindows10にするのを躊躇してたらアップデートできなくなってしまって・・・しかもHDDが限界に近いのか、立ち上がるのにエラーを吐くように・・・。

そしてもう一つ、LenovoのWindows10ノートなんだけど、これはまだ古いってわけではないけど激遅で有名なセロリンですw

ふつーにネットブラウジングもイラつくほどの猛者なのです・・・まー当時3万以下で買えるってんでサブ機ならいいかなって思って買ったんだけど、これが遅い遅いwww

っていうわけでこの2機がターゲットになりました。

インストールするОSは疑似chrome?で有名なCloudReadyです。

ネット専用に生まれたといってもいいChromeBookの代替ОS、CloudReadyこれはいれるっきゃないですよね!

とは言っても今回は本体のHDに完全にインストールする形ではなくあくまで外部USBから立ち上げて使ってみることにしました。

結果からいうとUSBブートでも快適そのもの!

自分の環境でネットをする分には十分すぎるほどのサクサク感で、いまだに本体にインストールしようとは思いません。

やっぱりWindowsも使えるようにしておきたいってのがあるので^^;

まーメインのパソコンはほかに数台あるしこの2機はリビングでデュアル画面環境で動画やネット検索をサクサクしながら飯食べたりしてます。

しかしメモリから立ち上げてサクサク使えるパソコンの時代がくるとは・・・驚きですね。端末さえあればメモリОSでネットしてデータはクラウド・・・すごい時代です。

まースティックパソコンなんてのがある時代ですからね。

CloudReady導入の順番

低スペックのパソコン、古いパソコンでもCloudReadyなら快適に動くのはわかったけど実際どうすればいいの?ってことでリストアップしてみました。

  1. 8Gか16Gのフラッシュメモリを用意する(Sandisk以外)
  2. パソコンに公式サイトからCloudReady USB Makerをダウンロードする
  3. ダウロードしたCloudReady USB Makerを実行する
  4. ウイザードに沿ってUSBメディアを完成させる
  5. CloudReadyで使いたい古いパソコンにUSBメディアを差し込みUSBから立ち上げる
  6. CloudReadyの初期設定をしてブラウザを立ち上げる
  7. サクサクブラウジング!

大まかな流れはこんな感じです、ではさっそくそれぞれの作業とポイント・注意を説明します。

8Gか16Gのフラッシュメモリを用意する

まずОSとして立ち上げるCloudReadyそのもののデータを詰め込むためのフラッシュメモリを用意しなければなりません。

これは8Gか16G(現在は8G以上とだけになってますが個人的に64Gで作成してエラーが出た経緯があり後半で詳しく説明します)を使います。

なので自宅に余ったUSBメモリがあり容量も合うのであれば、それを使うとしてもしない場合は新に買うなど用意しなければなりません。

個人的にはAmazonで16Gタイプを二つ新に買い、用意しました。

パソコンに公式サイトからCloudReady USB Makerをダウンロードする

Neverware社のCloudReady Home Editionをパソコンにダウンロードする。公式サイトはこちら

新しくファイルを作りわかりやすい名前を付け(わたしはChrome用とテキトーにつけました)そこにダウンロードするとよいでしょう。

ちなみにダウンロードするパソコンはChromeBook化するパソコンでもよいですし、他のパソコンでもかまいません。

ですがUSBメディアを作る時になるべく高スペックのパソコンのほうが時間が短く済むと思うので、最終的にCloudReadyを立ち上げる古い・遅いパソコンよりもメインで使っているような比較的高スペックのパソコンで作ったほうが良いと思います。

ちなみに今回はWindows機でやりますが、USBメディアを作るパソコンはMacでもChrome機でも可能です、それぞれのやり方は公式サイトを参考にしてください。

ダウロードしたCloudReady USB Makerを実行する

ダウンロードしたファイルの中にcloudready-usb-maker.exeがあるのでそれを実行します。

あとは基本的にウイザードにそってクリックしてメディアを作れば良いので実に簡単です。

ちなみに用意したUSBはウイザードの途中でパソコンに差し込んでも良いのですが、exeを実行する事前にパソコンにさしておいたほうが手間がないかもしれません。個人的には事前にUSBを差してからexeを実行しました。

ウイザードに沿ってUSBメディアを完成させる

cloudready-usb-maker.exeをダブルクリックするなどして起動させると次の順番でウイザードUIがはじまるので指示に従ってクリックしてください。

実際のUIは英語で聞いてくるのですが、ここでは日本語で書きたいと思います。

8Gか16GのUSBが必要です。作業は20分ほどかかります。[NEXT]をクリック

64ビットか32ビットを選択。[NEXT]をクリック

8Gか16GのUSBストレージデバイスを挿入、ここで差し込んで(すでに差し込んであっても良い)[NEXT]をクリック

差し込むと具体的な名前っぽいデバイスリストが出るので選択して[NEXT]をクリック(いくつか外部ストレージが接続してある場合は気を付けて選択する)

ダウンロード画面になりしばし時間がかかる。完成するとバーに100%表示がでてもう一つ作りますか?と終了がでてくるので[Finish]をクリックして終了

とまあこれで立ち上げ用のCloudReadyフラッシュメモリは完成なんだけど、Windowsからフォーマとしますか?って聞いてくる。

ここでフォーマットしちゃうと当然データがなくなってまったく意味がなくなるのでキャンセルしてください。自分は最初流れ的になんでもyesyesをしてフォーマットしてしまい、後述するUSBブートした時にカーソルが点滅状態になり

なんだよCloudReadyダメじゃねーかってなったので(笑)

ここは気を付けてください

いよいよChrome化したいパソコンからCloudReadyを立ち上げる

USBメディアが完成したので、いよいよChrome化したいパソコンからCloudReadyを立ち上げるわけですが、そのためにはUSBブートしなければなりません。

ブートとは起動の意味です。

USBブートするには、BIOS画面を出して通常起動状態から変更しなければなりません。

このBIOS画面を出すためには、各メーカや機種によってやり方が様々なので一律に説明することはできません。

必ず使用する機種+BIOSなどといったキーワードで検索してやり方を確認するようにしてください。

やり方として通常起動の時にどこかのファンクションキーを連打してBIOS画面を出すとうのが多いと思うのでどこのキーを押すのか?確認するようにしましょう。

また自分の使うLenovoには専用の小さなボタンがあるのでそれを押して起動したりします。

いずれにしてもまずBIOS画面を出し、起動ストレージをUSBメディアに指定します。

  1. 自分の機種のBIOS起動キーを調べる

  2. BIOSからBoot Menuを探す

  3. 接続してあるUSBを指定する

  4. 再起動する

BIOS画面で指定のUSBメディアを指定するまでの流れは、機種によってお作法が違ってくるのである意味敷居が高そうですが、慣れると基本的なUIの積み重ねだと理解できるので、ある程度数稽古のつもりでぐぐりまくってください(笑)

初期設定から個別ログインへ

無事CloudReadyが立ち上がると、ロゴが現れしばらくすると初期設定画面になります。

welcome、ようこそ画面

言語の選択で日本語を

キーボードの選択でお好みで

ネットワークの選択で自宅のWi-Fiを設定・パス―ド

接続するとChromeBookのログイン画面になるので自分のグーグルアカウントID入力

ログインしていよいよCloudReadyトップページへ!初期メッセージ等を消してブラウザを立ち上げましょう!

基本的な使い方とまとめ・注意事項

ブラウザの使い方は自分のアカウントで入っていればすべて同期されるのでいつも通りさくさく使えばいいのですが、設定等は右下のタスクトレイをクリックして設定画面を立ち上げます。

これがすべてといってもいいくらいシンプルなのですが、Chromeブラウザのアカウント設定と若干違うUIなのですこしお作法に慣れるまでいろいろいじったほういいですね。

ここまでくればあとは自分好みという感じですが、途中でいくつか注意事項をおさらいすると、個人的にはUSB作成の時最後にフォーマットするか聞かれても行わないことと、やはりBIOSからのブート設定がちょっとめんどくさいと感じてしまうかも・・・

それとCloudReadyが立ち上がってからのWi-Fiの設定も久しぶりのタイミングだとMacアドレスなど設定してあるとつまずく要因になるので事前にWi-Fi関係の設定項目を復習しておいたほうがいいかもしれません。

本体にインストールしなくても十分使える

自分は現在もこれからもCloudReadyを本体にインストールする気はないですし、USBからの起動でも十分さくさくと使え満足してます。

やはりWindows機として買いましたし個別ОSの利権は放棄したくないので(笑)このままの状態で使いたいと思います。

みなさんもまずはUSB起動でCloudReady・ChromeBookの魅力を試してみてはどうでしょうか?

特にWindowsだと遅いと感じるスペックや古さのパソコンや軽快なブラウジングを実現したい!と思う方には超おススメです!